「ザ・ゴール」という本を知っていますか?
ゴールドラットが書いた本で、
制約条件の理論がドラマ仕立てで解説されています。
今日は、その本が実際の実務で役立った時の話です・・・
前職で、ある商品開発プロジェクトのリーダー
をやっていたときのことです。
販売側はすぐにでも商品が欲しい一方、
研究・生産側は混乱を恐れて抵抗していました。
実はここで活躍したのが制約条件の理論です。
制約条件の理論とは、
開発の流れの中でボトルネックを探し出し、
ここに注力すること
この事例では、
課題が山積しているように思えましたが、
ある商品開発のある取り決めが
ボトルネックになっていることを発見しました。
だからその取り決めを突破することに1点集中して、
最大限の注力をしました。
そしてその他の課題はあえてそのままにしました。
結果は、商品開発はとてもスピーディーに進みました。
ビジネスでは、
正しい理論を学ぶことで、
はじめて物事の本質が見えてくることがたくさんあります。
つまりビジネスの成功法則です。
制約条件の理論はその中でもとても強力なツールだと
思います。
制約条件の理論は
ビジネスのあらゆる場面で有効です。
今回触れたプロジェクト管理に関しては
ザ・ゴールシリーズ4巻目にあたる
「クリティカルチェーン」に詳しいです。
プロジェクト管理で行き詰まったら、
ぜひ読んでほしい良書です。
では。