人事評価で部下にC評価をつけるのは辛いものです。
よくある間違いに、
人事評価の際に、言い訳をする上司がいます。
「私は評価しているんだけど、調整会で通らなかった。」
それではダメです。
くすぶるだけです。
せっかくの気づきを得るチャンスを失います。
私は評価面接が大好きで、
部下にC評価を喜んでつけます。
なぜなら、モチベーションを下げない方法を
知っているからです。
その秘密を明かします。
C評価をつける時、私はこんな風に言います。
大分できるようになったね。
前期が70点だったけど、今期は80点だ。
よく頑張った。
今度はこうするともっと良くなる。
次はB評価を狙おう。
人事評価はA,B,Cの基本3段階です。
もちろん、A評価よりの上のS評価がある会社も存在しますし、
D評価、E評価がある会社もあるようです。
A、B、C評価を標語だけを伝えると 良い、普通、悪い でしかありません。
昇格や給与査定のために必要な評価ですが、
育成という観点では、
もっと細かく定量化してあげる必要があります。
変化にフォーカスするのです。
そして成長を一緒に喜びます。
さらに大事なことは、
言い訳ではなくて、
どうしたらいいのか具体的に示してあげることです。
そうすると、
同じC評価でもその子に与えるメッセージは全く違います。
私を信じて頑張ってくれます。
そしていつのまにか、良い成績になります。